社内で唯一の経理/総務担当者の退職に直面した管理者(日本人駐在員)へ4つの質問です。
Q1.(退職のお話を聞いて)初めに心に浮かんだことは、何ですか?
Q2.経理/総務業務が遅滞する恐怖は感じませんでしたか?
Q3.どうして今回の状況を乗り越えられたと思いますか?
Q4.業務標準化を進めるには、何が重要でしょうか?
弊社の記帳支援サービスをご利用の関与先にて、唯一の経理/総務担当者が退職しました。当該社員から退職届が提出されたのは、ちょうど会計監査が始まる時期であり、その届出から最終勤務日までの期間は1ヶ月でした。この状況に直面して、同社の管理者(日本人駐在員)は、後任担当者を急募することなく、日常の経理/総務業務を継続して、また、会計監査へ応対しました。最近、こちらの管理者に当時のお話を伺う機会が有りましたので、ご本人の了解を得て、その一部を紹介します。
―(退職のお話を聞いて)初めに心に浮かんだことは、何ですか?ー
コストを下げることで何とか出来ないか?を考えました。
―経理/総務業務が遅滞する恐怖は感じませんでしたか?-
いいえ、感じませんでした。
―それは、なぜですか?また、どうして今回の状況を乗り越えられたと思いますか?ー
自分が前任者から経理/総務業務を引き継ぐ時に苦労したので、時間を掛けて、新しいテクノロジー(クラウド・システム)の導入による業務標準化をしていました。それにより個人がノウハウを抱え込まないようにしました。
―業務標準化を進めるには、何が重要でしょうか?ー
管理者のモチベーションが高くないといけないと思います。
私は、今まで同社への訪問を通じて現場での取り組みを拝見していましたが、改めて核心をついた上記コメントを聞いて大変、感動しました。現在、こちらの関与先では、経理/総務業務を滞らすことなく、収益改善に向けて商品構成の見直しと固定費削減を推進しています。
※記帳支援サービスの実績は、(こちら)をクリックしてご覧下さい。